よくある質問

胃カメラは当日の検査が可能です。検査の予約状況によっては、後日の日程をご案内することもありますので、来院前に一度お電話ください。
また検査当日の朝は食事を摂取せずにお越しください。鎮静剤をご希望の方は、車での来院はご遠慮ください。

鼻からの胃カメラ検査は可能です。鼻からの胃カメラ検査は、口からの胃カメラ検査に比べると、咽頭反射（オエッとなること）が少なく検査ができます。口からの検査で苦しかった方は、鼻からの検査も検討ください。
また口からの胃カメラ検査では鎮静剤を使用し、うとうとした状態、または眠った状態で検査することもできます。

胃カメラでは、食道から十二指腸までを観察します。
炎症（食道炎や胃炎）、潰瘍（胃潰瘍・十二指腸潰瘍）、ポリープや癌（食道癌・胃癌）がないかを調べます。また、胃炎のある方はピロリ菌がいるかどうかも、その際に調べることができます。

自費診療と保険診療、どちらでもピロリ菌の検査は可能です。
自費診療の検査については、自費診療についてのページをご覧ください。
保険診療でピロリ菌の検査を受けるには、胃カメラをして頂く必要があります。胃カメラで、胃炎や胃潰瘍等のピロリ菌感染の疑いがあった際にピロリ菌の検査を行います。
胃カメラの際に胃の組織を採取して検査をすることもありますし、血液検査や尿、便による検査、呼気を使って検査（尿素呼気試験）することもできます。尿素呼気試験は主に除菌治療後の除菌判定に使われます。

電話予約は行っておりません。
大腸カメラは、大腸にある便をすべて出してからの検査となるため、特別な下剤が必要です。クリニックに来て頂いて、下剤の使い方等説明させて頂き、その際に予約をとらせて頂きます。大腸ポリープを切除する際のリスクや現在、使用している内服薬があれば中止するか等もその際に説明させて頂きますので、ご面倒ですがご来院をお願いします。

大腸カメラでは、大腸にポリープや癌がないかを観察します。
ポリープについては、切除可能なものに関しては検査当日に切除します。他に比較的多い病気としては、大腸憩室や内痔核等があり、同時に観察します。また炎症性腸疾患（潰瘍性大腸炎等）についても診断可能です。便が残っていると、検査が不十分となるため、下剤を飲んで大腸に便が残っていない状態で検査をすることが必要です。

カメラの検査後に検査結果を説明させて頂いてから帰宅となります。また検査時に鎮静剤を使用した際には、検査後30分から1時間程度休んで頂いています。
また生検やポリープ切除等を行った際には、検査結果が出た頃（約1週間後）に再度、受診して頂きます。

胃カメラの検査費用は3割負担の方は約6,000円です。ピロリ菌の検査や胃の生検などで病理検査の追加等があれば＋2,000～8,000円程度がかかります。
大腸カメラの検査費用は3割負担の方で約7,500円です。ポリープ切除・病理検査追加で＋12,000～18,000円程度がかかります。