予防接種（ワクチン）

肺炎球菌ワクチンについて

肺炎球菌は、成人の肺炎の25～40％を占めており、特に高齢者の肺炎の約半数は肺炎球菌が原因とされており、65歳以上の高齢者に肺炎予防接種は推奨されています。
インフルエンザ感染後に肺炎になることがあり、インフルエンザと同時期に接種（6日間あけて）をすすめています。肺炎球菌ワクチンにはニューモバックスとプレベナーの2種類あり、高齢者の公費助成で投与されるワクチンはニューモバックスです。ニューモバックスは5年毎に接種が可能ですが、公費助成は1回のみです。
ニューモバックスとプレベナーの2種類の肺炎球菌ワクチンを併用することで、より高い肺炎予防効果が得られます。プレベナーはニューモバックス接種後、1年以上あけて接種可能です。

料金　（税込）

公費助成のある方（ニューモバックス）	4,000円

事前に電話予約お願いします。
接種の際は同封の予診票と保険証等本人確認できるものをご持参ください。
（公費助成のない方は、ニューモバックス　8,500円、プレベナー10,000円です）

風疹ワクチン

妊娠20週頃までの女性が風疹ウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障害をもつ子供（先天性風しん症候群）が出生することがあります。妊娠中の方に予防接種はできませんが、同居されるご家族（夫・両親等）については、予防接種をして感染を防ぐことが可能です。
先天性風疹症候群を防ぐために、以前より女子中学生を対象にワクチン接種が行われていましたが、男子には接種されていなかった時期があります。そのため、抗体を保有していない男性が多くなっています。予防接種をうけたことが確認できない場合は、男女ともワクチン接種をおすすめします。血液検査で十分高い抗体価がある場合は、この必要はありません。

2019年度は下記の方に公費助成があります。